COVID-19飲食制限の影響でテイクアウト提供を始めた事業者の皆様へ

COVID-19 Take out restaurant sanitize

以下の記事は知人がFBでシェアしていました。この記事を書かれたのは、日本の飲食店経営者の方ですが、告訴の多いアメリカですしトラブル防止の為に、COVID-19の飲食制限の影響でテイクアウト提供を初めて始められる事業者の皆様のお役に少しでも立てれば嬉しいです。以下にシェアします。

 
【テイクアウト事業を始めた事業者の皆様へ】
外出自粛要請をうけて、この数か月の間に初めてテイクアウト事業を始める企業が増加してまいりましたので、テイクアウト事業を7年半以上継続してきた経験から、トラブル防止のための施策を下記に記したいと思います。どうか皆様のお役に立てますように!
 
 
①賠償責任保険(飲食物)への加入をお勧めします。
 
万が一食中毒が発生してしまった場合などに大変有効です。
 
 
②マスクとビニール手袋とメッシュキャップの着用
 
現在マスクをしている方は多いのですが、ビニール手袋の着用をしているのは大手企業が多く、個人店ではまだ浸透していないところが多いようです。しかし、手には常在菌が沢山あり、切り傷やさかむけがあると、黄色ブドウ球菌という菌が大量に食品に付着します。黄色ブドウ球菌はご飯(おにぎりなど)を栄養源とするため、テイクアウト事業の際には最も注意すべき菌です。ビニール手袋の着用で防ぐことができます。また、髪の毛等の異物混入を防ぐためにもメッシュキャップの着用も有効です。
 
 
③店舗から画鋲(がびょう)の撤廃
 
店舗の貼り紙に画鋲を使用されていることもあると思いますが、異物混入で髪の毛の次に多いのが画鋲やクリップ、ラップなどの混入です。特に画鋲は針があって大変危険です。掲示物から気付かないうちに落下して混入することがあるため、当店では画鋲を撤廃しています。画鋲を使用されている店舗につきましては、今後テープなどに変更すると安心です。
 
 
④消費期限とアレルギーを含めた新食品表示について
 
いつまでに食べるべきか(本日中なのか、冷蔵庫でいつまで保存可能なのか)は示しておいた方が賢明です。【本日中にお召し上がりください】のシールを貼ったり、口頭で伝えるのも有効です。そして【原材料の表示(アレルギー含)】も提示。
 
 
⑤電子レンジ対応容器かどうか、再度温める際の手順の記載
 
お客様がいつお召し上がりくださるかは分かりませんので、容器が電子レンジ対応かどうか、再度温める際は500Wで〇分が目安などの記載があると大変安心してくださいます。ほとんどのテイクアウト容器は、本体は電子レンジ対応ですが、蓋だけレンジ不可です。お客様にも『蓋を外してラップして電子レンジにかけてくださいね』とお伝えすると丁寧です。リピーターの獲得にも有効です。
 
 
テイクアウト事業は、目の前でお客様が召し上がらない分、リスクも大きい事業です。気を付けていても事故が起こることがあります。しかし、上記のことに気を付けるだけで、ほとんどのトラブルを防ぐことができますので、ぜひ細心の注意を払いながら実施してください。
 
消毒作業をご検討でしたら、弊社へご相談ください。
 
詳しくは日本語ホームページをご覧ください。
 
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